消せない感情、ある。
2025年04月18日
ふと気づくと、強い力で顔に何かが押し付けられていました。擦り傷ができるのではというほど強く、顔の横が痛かったので目が覚めたのです。布団の角で押さえつけられて相手が見えず、何をどうしたか全く覚えていないのですが急に全身全霊が反応し、私はそれを直ぐに跳ね除けたのです。そして玄関から逃げていく人の気配を背に窓を開けて外に向かって「誰か助けてくださーい!助けて!助けてええええ!」と何度も全力で叫び続けました。しかし外は夜明けの住宅街、静けさが広がるばかりで誰も応えてくれませんでした・・・ショックに圧倒されつつ玄関の鍵を閉め、私はしばらく震えて泣きました。