インド占星術の扉
よく聞かれる質問に答えてみました。

西洋占星術とは違うのですか?
西洋占星術とインド占星術に共通するのは、次の3つの基本の部分です。
- 出生時刻と出生地の情報を使う
- 12の星座を使う
- 7惑星+他のリアルな天体を使う
現代インド占星術はK.N.Rao博士の研究とその功績によるものが大きく、人生の目的と意味を知るための超科学としてインド以外の国々でも研究が続いています。

どうやって占うのですか?
出生情報を元にしたホロスコープ(天空の星の配置を図式化したもの)を作成して読み解きます。
✴︎Mariのインド占星術の特色✴︎
インド占星術以外の技法も組み合わせています。それは恒星のメジャーアスペクト、トランスサタニアンの影響、オラクルカードです。それによって現代的な課題に対応し易くしています。

インド占星術には何が必要ですか?
必要な情報は以下です。
- 出生年月日
- 出生時刻
- 出生地
出生時刻は特に重要です。午前/午後はもちろん分単位で明確なほうが望ましいです。 時刻がわからない場合は質問にお答えいただいて絞り込んでいきますので、ご協力ください。

私は牡羊座生まれですが・・魚座でしたか?
インド占星術は星座帯の位置の決め方が西洋占星術[※]と違います。
星座帯は、地球から見た太陽の移動する道(黄道)を12等分したものです。(天空に見える星座とは別)
インド占星術は、占星術が成立した紀元前のままの星座帯を使います。これは恒星(fixed stars)が基準になっています(サイデリアル方式)。
西洋占星術の星座帯は太陽年(地球から見た天球の同じ場所に太陽が戻ってくること)春分の瞬間に太陽があるポイントを星座帯の始まり(牡羊座の0度)に設定します。この起点が、恒星(ほぼ動かない)に対して僅かながら逆行してズレていきます。
現在、この2つの方式の違いによるズレは24度以上になっています。
[※]サイデリアルを採用する西洋占星術もあります。

相性もわかりますか?
はい。相手の方のホロスコープを作成して関係性の特色をみます。
出生時刻が不明のケースが多いです。この場合は読み取れる範囲がかなり限定されますが毎回ご納得いただいています。
よくある吉凶の誤解:相性の吉と凶は目的・状況でどちらにも転じます。相手との関わりをなぜ持ちたいのか?自分がどう関わりたいか?が先に立ちます。絶対的な吉凶はありません。

以前インド占星術で悪い予言をされました。
それは気にするなと言う方が無理ですよね・・。 しかし、それこそ占星術の使い方を誤った典型例です。
天気予報のように事象を予測できても、それに対してわたしたちがどのように臨むかを知ることはできません。一瞬一瞬は、わたちの選択です。大変な出来事があっても、それに苦しむのは、また別のことです。
現代インド占星術の地平を切り開いたK.N.ラオ博士は次のようなことを仰言っています!
”占星術家が凶星の影響を読み取って、いくら恐ろしい予言と運気の変化を指定しても、真に宗教的な人の幸福には全く影響を与えません。”