インド占星術の扉
よく聞かれる質問に答えてみました。星神解析のベースでもあります。


どうやって読むのですか?
出生情報を元にホロスコープ(天空の星々を図にしたもの)を作成し、そこからの情報を利用可能な言葉に翻訳します。
ホロスコープは人の「星分図」と言えます。みんな持っている星は同じ。なのに双子ですら個性が異なる。それは、星の配分と角度が一人ひとり異なるからです。
✴︎星神解析の特色✴︎
インド占星術外の技法(トランスサタニアン/恒星の影響など)を組み合わせています。
オラクルカードを使うこともあります。「いま」を理解するメッセージは具体的な行動を促します。
インド占星術は、ある出来事とその原因となった惑星を見つけ出すのが超得意です。原因に依拠したヒントを探ります。

インド占星術には何が必要ですか?
必要な情報は以下です。
✴︎出生年月
✴︎出生時刻
✴︎出生地
出生時刻は特に重要です。午前/午後はもちろん分単位で明確なほうが望ましいです。 時刻がわからない場合は質問にお答えいただいて絞り込んでいきます。
出生図(ホロスコープ)は、地球の意識と個人の魂が結びついている間に限った情報です。地上にいる大多数に共通するテーマは、魂を向上させることですが、これは他人軸で生きているとなかなか実感できません。
霊視や易と違い「自分の感覚」が解析に必要です。個人にとっての現実の意味を問う点は臨床心理に似ています。

私は牡羊座生まれですが・・魚座でしたか?
インド占星術は12星座の決め方が西洋占星術[※]と違います。
星座帯は地球から見た太陽の移動する道(黄道)を12等分したものです。
インド占星術の星座帯は占星術が成立した紀元前のまま、或る恒星(fixed star)を基準に決まめられています(サイデリアル方式)。
西洋占星術の星座帯は1太陽年に連動します。春分の瞬間に太陽のあるポイントを起点(牡羊座の0度)として、そこを基準に12星座を決めます。このポイントは、僅かながら(恒星に比べ)ズレていきます。
現在、この2つの方式の違いによる星座の位置のズレは24度以上になっています。
[※]サイデリアル方式を採用する西洋占星術もあります。

相性もわかりますか?
はい。相手の方のホロスコープを作成して関係性の特色をみます。
出生時刻が不明のケースが多いです。この場合は読み取れる範囲がかなり限定されますが毎回ご納得いただいています。
よくある吉凶の誤解:吉と凶は目的・状況でどちらにでも転じます。絶対的な吉凶はありません。
人間関係で忘れがちなこと:どんな関係性も、基本は自分自身との関係が元です。なぜ自分は関わりを持ちたいか?相手とどう関わりたいのか?をまず整えてから臨みましょう。

以前インド占星術で悪い予言をされました。
それは気にするなと言う方が無理ですよね。ただ、それこそ占術の使い方を誤った典型例です。
天気予報のように事象が予測できても、それに対して実際に私たちがどのように臨むのか?はわかりません。なぜなら、この一瞬一瞬は、私たちの選択だからです。辛い出来事が起きるのと、それに苦しむのは また別のことです。
占術は宇宙の根源につながった賢者が地上に生きる人々の光明のために明かした知恵です。それを用いて人の心を暗くするのは、誤用と思われます。